2007年02月27日

驚異

前略
以前はバタール・モンラッシェの折半小作をしていたが今はそれもなく、彼はモンラッシェに特別な思い入れがあるのである。事実、彼はモンラッシェを売りに出してはいないのだ。少なくともリストには載せておらず、ある時が来るのを待っているのである。それは、本当に希で何時になるか分からない時ではあるが、必ずやって来る時。常連にせよ初めての客にせよ、一人の客が彼のワインに対する愛の伝言に注意を引かれ、本当の熱い会話が交わされ、彼に蔵の奥底からこのとても貴重なボトルを持ち出させる時である。
中略
「(モンラッシェは)良いときは驚異的だね。驚異的でなければいけないんだよ。」
ルネ ラミ談)
(「Le Montrachet」 keiko & maika 著より)
posted by ケイコ&マイカ at 03:56 | Comment(1) | TrackBack(1) | モンラッシェに乾杯!

2007年02月26日

Cantine del Notaio Il Repertorio 2001

Cantine del Notaio Il Repertorio 2001を更新しました。

自然派で乾杯!

写真で乾杯!
posted by ケイコ&マイカ at 23:32 | Comment(2) | TrackBack(0) | お知らせ

2007年02月21日

Fontedicto Promise 2001を更新しました。

Fontedicto Promise 2001 を更新しました。

自然派で乾杯!

写真で乾杯!
posted by ケイコ&マイカ at 00:24 | Comment(2) | TrackBack(0) | お知らせ

2007年02月12日

Paolo & Barbara(03)

前回からの続きで、何が「おまけに」かと言うと、パオロ&バルバラのお店には自然派のワインがたんまりあるのです。
以前は有名なドメンヌのものも沢山あったのですが、ここ1〜2年来方針を転換し、これからは自然派に絞って行くそうです。
そのワインを担当しているのがパオロの愛妻バルバラ(まだ二人とも若いのに、結婚して17年連れ添って25年!)。
とにかくイタリアのワインのことを良く知っています。
特に今では味わいにくくなったイタリアの各地方元来の味に詳しく、またそういったワインを求めていて、その答えを自然派の中に見つけたようです。

バルバラはソムリエであると同時に、なんとデザート職人!(葉巻の愛好家はパオロです)。
それはそれは、極旨のデザート作ります。
それも意図も簡単に!(本当は大変なんだろうけど…)
殆どオリジナルで、しかも使う香料は山の畑に生えた自生もの。
これをストックしておいて隠し味に使うので、他にはない味の誕生となり、感動のデザートになっています。

続く
posted by ケイコ&マイカ at 02:13 | Comment(2) | TrackBack(2) | 喰処

2007年02月11日

始めました!

ケイコの「自然派で乾杯!」とマイカの「写真で乾杯!」を始めました。
このブログの上部、リンク バーから入れますので、よろしく!
posted by ケイコ&マイカ at 23:20 | Comment(3) | TrackBack(1) | お知らせ

2007年02月10日

Paolo & Barbara(02)

前回のお話の通り、パオロ&バルバラの生魚料理は素敵です。
でもぉぉぉ…、あぁぁ…、足らないよぉ〜!
「イタリア料理ではメインではないから。」
と言う彼らに、確かに利はあります。
でも、私達はやっぱり日本人(特にマイカ!)。
イタリア人と違って、生魚だけだって満足してしまうんですけどね、量さえあれば、量さえ!
と言うことで、私達がパオロ&バルバラのところでよく食べるのは、実はパスタなのです(これって、ミシュランの一つ星のレストランでの滅茶苦茶な贅沢や!!!)。
それも一皿のパスタじゃなくて、パスタのコース料理。
お腹の好き具合で三皿か四皿なのだけど、四皿食べると大体後で動けなくなる。
でも、分かっていても、食べてしまうのですね、ついつい…。
何故って、美味しいの一言だから!
幾ら食べても飽きないのです。
パスタはラビオリ類は自製で他は乾麺、と言ってもそんじょそこらで売っているものとは違い、昔小麦の前に使っていた麦製のパスタとか色々。
具は魚介類や乳製品に、山の彼らの畑で穫れた自家製無農薬野菜や香辛料を合わせ調理したもの(これでは不味いはずがない)。
ちなみに、そこではなんと葡萄やオリーブも育てていて(醸造や圧搾は専門家に頼んでいます)、まぁ、小っちゃいけれど自然食品王国を作っているのです。
結局のところ、パオロ&バルバラのところであれば、美味しいだけではなく、全く安心なわけ。
おまけに…

続く
posted by ケイコ&マイカ at 10:05 | Comment(2) | TrackBack(2) | 喰処

2007年02月08日

Paolo & Barbara(01)

サンレモのレストラン「パオロ&バルバラ」に通い始めて、かれこれ数年になります。
きっかけは、モナコのオテル・ドゥ・パリにあるSBM(カジノやホテル、レストランを運営する会社)のカヴ・サントゥラル(アラン デュッカスのレストラン、ルイ15世のワインもここで管理)の頭を勤める友人が、私達の家に食事に来た時に、
「イタリアだって生魚は食べれるんだ、旨いぞ〜!」
と、言った一言。
元々イタリアでは生魚を食べる習慣があったそうなのですが、フランス料理の風潮に押されて、「生魚を食べるのは野蛮」と言わんばかりに、長い間闇に葬られていたのだそうです。
ところが、日本のお寿司やお刺身の世界的な人気につられ、
「一度フランス料理風に死にかけていたお魚が生き返った!」
らしいのです。
それでも半信半疑だったのですが、「それじゃ、一緒に食べに行こう!」ということになり、連れて行ってもらったのが「パオロ&バルバラ」のレストランでした。
そこで、お薦めの生魚メニューを頼んでみると…。
あらら〜!
これが、素晴らしく美味しいのです。
鯵や鯛、イカ、ウニ、鰹のたたき、鮪の大トロ等々、お醤油ではなく基本的にオリーブオイルの味付けなのですが、いける、いける!(時々、私達用にお醤油とワサビでだしてくれることもあります。)

シェフ、パオロの料理の特徴は、海のご機嫌次第のメニュー。
基本的に、その日に捕れたお魚で内容が決まるので、海が荒れると生魚はもちろんのこと、
「食べるもの、何もないよ。」
と言われることだって、あります。
毎日が天にお祈り、神頼み(彼らも私達も!)。

続く
posted by ケイコ&マイカ at 03:06 | Comment(4) | TrackBack(2) | 喰処

2007年02月07日

二つの米国生まれ

昨日、スーパーボールを生中継で観ました。
フランスに来てから殆ど観れる機会がなかった(テレビ放映がなかった)ので、本当に久しぶりのアメリカン フットボールの試合でした。
ところで何故また、4時間に及ぶ実況中継をフランスでやるんでしょうねぇ。
話しを聞くところによるとNFL(ナショナル フットボール リーグ)がNFL2なるものをヨーロッパに作ったらしく、どうもその興業のためみたい。
もしかして、NFL2は将来米国選手の天下り先なのかも…。
まぁ、それでもいいや。
昔から大好きなアメリカン フットボールが観られるのなら。

ここで告知を一つ。
私は大の反米人間です。
ただそんな私でも、二つだけ米国生まれで好きなものがあります。
その一つがアメリカン フットボール。
すごく(複雑!だけど)単純かつ洗練された格闘球技で、ラグビーよりずっとずっと素敵!!
だって、ラグビーってさ、(愛好者には申し訳ないけど)私には「百姓一揆」に見えるんですよね、特にアメリカン フットボールの後に観ると…。

そして、もう一つ私が好きな米国生まれのものはと言うと、それはもちろんMac(マッキントッシュ)!
コンピューターを使いだしてから、ずっとMac愛用です。
Windowsなんて糞くらい!
Macの方が上だい!
私達もここヴィルフランシュで、フェラー岬にあるビル ゲイツのお屋敷(別荘)を見下ろせる高台に住んでいるんだから!
それになんと言っても、リンゴは命の樹なのです。
posted by ケイコ&マイカ at 01:38 | Comment(2) | TrackBack(1) | 風貌語録

2007年02月06日

見るだけでも!

モンラッシェは約8ヘクタールと、とても小さな畑です。
当然ボトルの数も限られており、そう簡単には手に入りません。
そこで、ご覧頂くだけでもと、ホームページ内にモンラッシェのボトル写真廊を作りました。
ワインショップの広告用のボトルの写真とは一味違いますので、是非、ご覧になって下さい。

モンラッシェはモンラッシェ、「見るだけ でも モンラッシェ!」です。
posted by ケイコ&マイカ at 09:18 | Comment(1) | TrackBack(3) | お知らせ

本物

「モンラッシェのことでガッカリさせられたことがあります。それは、一緒にモンラッシェを飲んでいた人達に、私の妻は別ですが、それを飲む価値がなかったことがあるからです。モンラッシェは、その真価が分からない人達には素晴らしすぎて、もったいないですよ。」
中略
「アレクサンドゥル デュマが、跪き脱帽して飲むもの、とモンラッシェに献辞を贈りました。でも結局の処、モンラッシェは単にワインだと思います。ただ、本物のワインです」と、彼は明白に言う。
 確かにこの献辞は信者に取って美しいもの。しかし現実には、著名作家の謳う姿勢では誰もモンラッシェを本当には評価できず、また正しく試飲することも、ましてや楽しく分かち合うことなどできない。それならむしろ、愛の視線を交わしながらはどうだろうか。その方が美しい。
後略。
(ドメンヌ デュ シャトー ドゥ ピュリニー・モンラッシェ、クロードゥ シュネイデール談)

クロードゥ シュネイデールは2001年12月31日をもって、ドメンヌ デュ シャトー ドゥ ピュリニー・モンラッシェを去った。私達は、ドメンヌを覆ってきた彼の愛が永久に息づくことを、願っている。
(「Le Montrachet」 keiko & maika 著より)
posted by ケイコ&マイカ at 06:28 | Comment(0) | TrackBack(2) | モンラッシェに乾杯!

2007年02月05日

一期一会を、あなたに!

モンラッシェに出逢わなかたら、多くの生産者達との出逢いもなかった。
モンラッシェは私達の人生を変え、マイカの人生をも変えた。
マイカは一度終止符を打った写真家の道に戻り、生産者の撮影を始めて10年になる。
この間にどんなに多くの一期一会があったことか。

一期一会、この言葉を気軽に使うものでないのは分かるが、私達が体験したことを写真を通して、みなさんの一期一会にしていただけたら、といつも思う。
マイカの写真には不思議な魅力を感じる。
初めての出逢いで、その人の奥に秘められた優しさを此処まで引き出せるのは、マイカ自身の感性の御陰なのだろうか。
とにかく、一つの芸術家の技だと常に思う。

昨年ある輸入業者の方に私達のプレスブックを見せると、しげしげと御覧になった後、我々はこんな顔は見たことが無いと、畏怖かげであった。
我々に生産者が見せる顔は激しい厳しい顔で、こんな顔は知らない、信じられない、と。
この方にマイカの写真の弁明はいらないと思う。
1サンチームを争う商いの世界でなら、この方が接する厳しい顔も生産者の確かな一面であろう。
それまでの苦労を認めてもらえても、だからと言って相手の言うなりにはなれない、一つの狭間の世界にいるのだろうから。

その点、私達との関係は違うものである。
直接的な利害関係はなにもない。
仕掛けは何もないのだが、出逢った時からお互いの喜びへの一時へと、「間」が広がって行くのである。
その「間」がどんなに短いものであっても、その時間を越えたマイカと一人の造り手という人間同士のお互いの信頼と敬意に基づいて醸し出される造り手の心情が、マイカの写真だと思う。

「ワインはそれを造る人の鏡なり。」
飾りのない私達の信念であり、偽りのない事実だ。
マイカの感性を通して不滅のものとなった造り手達の表情から伝わってくるものこそ、彼らのワインそのものなのである。

一期一会を、あなたに!
posted by ケイコ&マイカ at 02:38 | Comment(0) | TrackBack(2) | 徒然紀行

2007年02月04日

女酒

夕食の用意をする時、何か無いと寂しい。
時には昨日の残り酒であったり、マイカにねだって新しいボトルを開けてもらったりする。
夕食の用意が出来、マイカを呼ぶと…、もうこんなに飲んじゃったの!となじられる事が度々。
美味しいお酒は当たり前だが、ピッチが早い。

日本では女酒と言うと、女の人が調理中に台所の片隅で、味醂を隠れ飲みすること、って聞いた事がある。
味醂も本物は本当に旨い。
しかし此処はフランス。
日本から手持ちした美味しい味醂は、貴重品で女酒には勿体ない。
よく市販されている味醂風味は、味醂じゃない。
女酒は旨くなくては、料理も弾みがつかず、美味しい料理が出来ない!って勝手に思い込んでいる。
たんなる飲んべい!かな?

ここのところの女酒の当りものは、
トスカーナ La Busattina  2003年 Ciliegiolo
その名の通り、チェリー、さくらんぼの味がして、ファンタジーで、乙女心?をくすぐる感じだ。もちろん自然派。

ピエモンテ Viglione 2004年 Barbera d'Alba
葡萄の味がそのままワインになった感じで、自然派のワインはこうでなくっちゃ!体の中に無抵抗で流れ込んでくる。
ってことは…、アッという間に1本がなくなる。

でもこの2本、日本で見つかるかな〜?
イタリアのここだったら、絶対に見つかるよ〜!!!

ボトルの写真はこちらで見てね。
posted by ケイコ&マイカ at 08:29 | Comment(0) | TrackBack(2) | 自然派で乾杯!

2007年02月03日

2月2日は…

元々2月2日CHANDELEUR(シャンドゥルール)は、出産40日後、初めてマリアがキリストを連れて寺院へお参りし、処女性を清めたお祝いの日と、ろうそく祭りが一緒になった行事のようですが、現在フランスではクレープの日。
フランスでは、この日に片手に硬貨を持ってクレープを焼くとその年は良い年になる、と言われています。
まぁ2月だから、節分みたいなものなんでしょうね、きっと。

ところでクレープって、サレの方が美味しいですよね。
「サレ」って、塩分のきいたとかしょっぱいという意味で、つまりクレープの中身が甘ったるいものではなく、ハムやソーセージ、卵、チーズ等が入っているものです。
以前はよくクレープ・サレと言っていたけど、今はガレットの方が通りがよいかもしれません。
いずれにせよ、中身がおやつようではなく食材が詰まっていて少しは食べた気のするものですが、それでも絶対的な量が少ないクレープ自体、外で食べるのには高くつく代物です。
おまけにクレープ屋で、クレープに付きものの本当に美味しいシードルをおいているところは希だし…。

そう、そのシードルですが、絶対にEric Dordelet(エリック ボルドゥレ)がお薦めです。
それもPOIRE(梨)が最高!
posted by ケイコ&マイカ at 11:35 | Comment(0) | TrackBack(2) | 風貌語録

2007年02月02日

プチ ポワソン、ボー ポワソン!

木曜の朝なのに、8時半に電話が鳴り、「アロー」と出ると
ニースの市場の魚屋からだった。
「今朝、プチ ポワソン、ボー ポワソン!が入ったが、
コム ブー ブレ!」と、言う。

このところ連ちゃんの徹夜で、未だ頭は寝ていたが、
「小さな魚と生きのよい魚がある、あなたのお好きに」と、
言われたようだが、「早く買いに来て!」って、言われて
いる事だけは分かった。
こうゆう時のマイカの対応は素早い。
もう出かける体制が出来ている。

私は突如の電話で、素足のままサロンまで駆けつけ、
電話応対したせいか、胃が気持ちが悪く、動く気がしないで、
ぐずぐずしていると、マイカにせかされた。
「どうするの!」って、言われたって、行くしか無いのは
習慣で分かっているけど、体が言う事きかない。

市場に着くと、生シラスと大きな鯵が目に留まった。
魚屋は鯵を指差し、今朝上がったと言う。
目の生きがすこぶる良いのが分かる。
4本を選び、私達のもっと欲しそうな気配を感じとってか、
魚屋は5本目を入れた。
5匹で3000g、ってことは、1匹当たり600gもある
大物である。
今夜は鯵のたたきとおさしみかな。しかし高いな〜。
1kg、12ユーロ。旬の頃の2倍の価格にビビっていると、
1キロ、10ユーロに値引きしてくれると言う。

生シラスをたのむと、店の棚に出ているものではなく、
下からおもむろに1ケース、新しいのを取り出した。
100g、6ユーロと言う。
タッパーを2個用意して行き、満たしてもらった。
タッパーの容量を差し引いて、1300g!ってことは…。
つかの間の春先?の贅沢である。
これもまけてくれ6ユーロが5ユーロの計算になっても、
これだけ買うと、今日の持ち金では足りず、次回まで借金だ。

生シラスは磯の香りがして、美味!、勿論生でいただいた。
お醤油を掛けなくっても美味しい!のが凄い。
鯵のたたきは脂がのり、身がしまりとても美味しかった。

フランス語で、生シラスを:プーチンヌ、
          鯵を:セブロ、と呼んでいる。
posted by ケイコ&マイカ at 06:23 | Comment(7) | TrackBack(2) | やっぱり和食!お酒で乾杯!