フランス語で好きな表現が一つあります。
「Que c'est beau! (ク セ ボー!)」
「ああ、奇麗!(なんて奇麗なの!)」
と、何ら変哲のない意味なのだけど、とても好きなのです。
そして、今日、以前出逢った言葉を再び見つけて、思わず言ってしまいました。
「ク セ ボー!!」と。
数年前に行った南仏のドメンヌの壁に刻んであった「Sine sole nihil(シネ ソレ ニイル)」というプロヴァンス語。
仏語で「Rien sans soleil(リヤン サン ソレイユ」、つまり「太陽無しでは何も存在しない」という意味なのですが、燦々と降り注ぐ南仏の太陽の下でこのプロヴァンス後の音を聞くと、「ああ、生きているんだ!」と、本当に心に響く音です。
私は、方言とかその土地土地の言葉が大好きです。
どこへ行ってもそうなのだけど、その土地に一番似合った音で、調子で、本当に奇麗だと思う。
地元の人達が話す言葉が聞こえてくると、嬉しくなっちゃって、
「今話しているの、ここの言葉?」
と尋ねちゃいます。そして(何を話しているのかなんて全く分からないのだけど)
「奇麗だね!」
と言うと、みんな喜ぶ。
昔、ニースで仏語を学んだ後パリへ引っ越した時に、「何処のPied noir(ピエ ノワール、足黒、北アフリカ生まれのフランス人のこと)だ?」と馬鹿にされたのを思い出します。
でも今となっては、ニースで勉強してよかったと思います。
だって、パリジャンには話せない言葉ができるんだもん!
都会の人は、よく地方から来た人の言葉を馬鹿にしているようですけど、でも本当は、羨ましいんですよね。
母なる言葉を持っている人達が!
2007年01月14日
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SINESOLENIHIL(シネ ソレ ニイル)
Excerpt: フランス語で好きな表現が一つあります。「Quec'estbeau!(ク セ ボー!)」「ああ、奇麗!(なんて奇麗なの!)」と、何ら変哲のない意味なのだけど、とても好きなのです。そして、今日、以前出逢っ...
Weblog: 欧州、撮影後に「乾ぱ〜い!」、最高!!
Tracked: 2007-01-14 21:21
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