我が家の前に見える入り江には、今の季節になると連日のように豪華客船が入ってきて、停泊している。
今までは、これらの豪華客船に乗っている人々を裕福なヴァカンス客と思っていた。
しかし「サルコジ騒動」以来、考え方を変えざるをえない。
目の前の入り江の船上の客は、西欧社会の本当のお金持ちではないのだ、と……。
本当のお金持ちとは、サルコジが乗ったようなヨットを所有するか、あるいはそんな一泊500万円の船を借りてヴァカンスを楽しむ人達なのだ。
自由主義、至上主義を主張したサルコジに投票した人のうち、何人の人がその競争に勝ち残り、そしてその中の何人がそんな船に乗れるのか……。
その為に何人の人を犠牲にすることになるのだろうか。
ああ、恐ろしや、恐ろしや……。
2007年5月4日

2007年5月6日


