2008年03月30日

ワインの残留農薬の検証結果に関して

先日、フランスのMDRGF(次世代の権利と尊厳のための運動を行っている協会)から、PAN-Europe(ヨーロッパ農薬訴訟ネットワーク)が、ヨーロッパ及び世界中のワインを対象とした検査結果を公表し、残留農薬によるワインの蔓延した汚染実態を告発したとの知らせがありました。その概要は以下の通りです。

この研究は、フランスのMDRGF、オーストリアのGlobal 2000、そしてドイツのグリーンピースの援助を受けPAN-Europeが行ったもので、フランス、オーストリア、ドイツ、イタリア、ポルトガル、南アフリカそしてチリ産の赤ワイン40本(内34本は集約的農薬農法によるもので、6本が有機農法)を検査したもの。その結果は…
続きを読む
posted by ケイコ&マイカ at 08:38 | Comment(83) | TrackBack(0) | 自然派で乾杯!

2007年10月26日

トスカーナの婿殿とその家族!

A.A. Il Paradiso di Manfredi (Toscana Italia)を更新しました。

写真で乾杯!


たった2ヘクタールの畑を「手」で守り、誰も真似のできない心地よい程に優しいブルネーロを造りあげ、傍らでフォルチュナータおばあちゃんが育てた野菜を自家製のオリーブオイルで料理し、供に出してくれる。これ以上の「歓待」はない。

つづきはこちら

写真購入又は撮影依頼ご希望の方はこちら

2007年09月28日

クレメンスとリタ!

Weingut Clemens Busch (Mosel Deutschland)を更新しました。

写真で乾杯!


砕けたと言うよりは薄く剥がれ落ちた岩で埋め尽くされた畑は、下手に歩くと崩れ落ちる。そこをクレメンスとリタは野生の動物の如く、身軽に登って行く。「こんなに凄まじい場所でワインを…」と、それだけでも感動してしまう。

つづきはこちら

写真購入又は撮影依頼ご希望の方はこちら

2007年09月16日

マルクに乾杯!

Ferme de la Sansonniere (Valle de la Loire France)を更新しました。

写真で乾杯!

以前、左官関係の仕事をしていたんだ。しかし、腰を痛めてね。
そんなある時、客の一人が支払の代わりにワインのケースをよこしたんだ。
それでワインに興味を持つようになったわけ。
それから葡萄栽培及び醸造関係の学校へ行ってさ、よく学んだよ。畑でやってはいけないことを全てね!」
 
つづきはこちら

写真購入又は撮影依頼ご希望の方はこちら
posted by ケイコ&マイカ at 07:52 | Comment(13) | TrackBack(0) | 自然派で乾杯!

2007年08月24日

まるでサソリのよう!

A.A. Arianna Occhipinti (Sicilia Italia)を更新しました。

写真で乾杯!


いきなり地面に這いつくばったアリアッナは、まるでサソリのよう。笑いながらも、「悪さをすれば刺すわよ」と汚れきった地中(地表?)の悪共に警告するかのように、目をキラキラ輝かせ獲物を狙う。この「サソリ」の毒こそ…


つづきはこちら

写真購入又は撮影依頼ご希望の方はこちら
posted by ケイコ&マイカ at 10:08 | Comment(28) | TrackBack(0) | 自然派で乾杯!

2007年06月14日

生涯語りぐさとなる想い出!

Domaine Leon Barral (Languedoc France)を更新しました。

写真で乾杯!

私達が自然派のワインの中で一番最初に好きになったのが、ディディエのラ ヴァリニエールだった。そしてブルゴーニュ以外、最初に訪れた自然派の造り手も彼だった。それだけではない。彼との出逢いの日、生涯語りぐさとなる想い出、と言えば聞こえが良いが…


つづきはこちら

写真購入又は撮影依頼ご希望の方はこちら
posted by ケイコ&マイカ at 01:35 | Comment(8) | TrackBack(0) | 自然派で乾杯!

2007年05月28日

一見は、見るからに「この人マッチョ!」

Domaine de l'Ecu ギ ボサールを更新しました。

写真で乾杯!


「そんなのはニコラ(ジョリ)に任せとけばいい。あいつは頭、俺は体さ」と、ビオディナミのお固い話しになるやいなや、ギは畑の中をガサガサ歩き回り出した。ランニングシャツからは胸毛がチラリッ、ではなく、

つづきはこちら

写真購入又は撮影依頼ご希望の方はこちら
posted by ケイコ&マイカ at 08:09 | Comment(9) | TrackBack(1) | 自然派で乾杯!

2007年05月10日

立派な胸毛の外人さん

Chateau de Roquefort (Cotes de Provence France)を更新しました。

写真で乾杯!

1時間あまりも鼻歌混じりで湯につかっていたレモンがお風呂から出て来るや、
「どうして日本人の男は2〜3分湯につかっただけで、出て行っちゃうんだい?」
と、尋ねてきた。

つづきはこちら

写真購入又は撮影依頼ご希望の方はこちら
posted by ケイコ&マイカ at 07:53 | Comment(6) | TrackBack(0) | 自然派で乾杯!

2007年03月24日

ロメオとジュリエットの街と、イタリア男!

ロメオとジュリエットの街、VERONAまでイタリア男と日帰りの旅をして来た。

先にも書いたが、自然派のワインのサロンがVERONAで開催される。
1) Ca' Scapin : Renaissance des Appellations & Triple "A"
http://www.velier.it/News/Notizie/News14

**この会場に、Maikaの作品であるTriple "A"のメンバーの写真が展示される。**
この会場の下見と打ち合わせである。
1階、2階、それに階段と、広い会場がマイカの写真で満たされる。
続きを読む
posted by ケイコ&マイカ at 08:16 | Comment(1) | TrackBack(3) | 自然派で乾杯!

2007年03月23日

VINITALY 2007(VERONA)

VERONAで3月29日〜4月2日まで第41回目のVINITALYが開催される。
http://www.vinitaly.it/index.asp
http://www.veronafiere.it/home.aspx

フランスのボルドーのVINEXIPOに匹敵する巨大なワインとアルコール類のサロンだ。
イタリア全土だけではなく、外国からの参加者も多い。

しかしボルドー同様同時期に、その周辺の街でも、小さなサロンがある。
その一つに自然派ワインだけのサロンがあるが、何故か今年は会場が三カ所に別れた。
続きを読む
posted by ケイコ&マイカ at 11:16 | Comment(1) | TrackBack(2) | 自然派で乾杯!

2007年02月04日

女酒

夕食の用意をする時、何か無いと寂しい。
時には昨日の残り酒であったり、マイカにねだって新しいボトルを開けてもらったりする。
夕食の用意が出来、マイカを呼ぶと…、もうこんなに飲んじゃったの!となじられる事が度々。
美味しいお酒は当たり前だが、ピッチが早い。

日本では女酒と言うと、女の人が調理中に台所の片隅で、味醂を隠れ飲みすること、って聞いた事がある。
味醂も本物は本当に旨い。
しかし此処はフランス。
日本から手持ちした美味しい味醂は、貴重品で女酒には勿体ない。
よく市販されている味醂風味は、味醂じゃない。
女酒は旨くなくては、料理も弾みがつかず、美味しい料理が出来ない!って勝手に思い込んでいる。
たんなる飲んべい!かな?

ここのところの女酒の当りものは、
トスカーナ La Busattina  2003年 Ciliegiolo
その名の通り、チェリー、さくらんぼの味がして、ファンタジーで、乙女心?をくすぐる感じだ。もちろん自然派。

ピエモンテ Viglione 2004年 Barbera d'Alba
葡萄の味がそのままワインになった感じで、自然派のワインはこうでなくっちゃ!体の中に無抵抗で流れ込んでくる。
ってことは…、アッという間に1本がなくなる。

でもこの2本、日本で見つかるかな〜?
イタリアのここだったら、絶対に見つかるよ〜!!!

ボトルの写真はこちらで見てね。
posted by ケイコ&マイカ at 08:29 | Comment(0) | TrackBack(2) | 自然派で乾杯!

2007年01月31日

ビオやビオディナミと書いてないから美味しい!?

よく、「自然派ワインはビオ(有機農法)とかビオディナミ(生動物力学の方)で造られたワイン」と書かれていたりしますが、それは誤りです。
ビオとかビオディナミはあくまで農法であり、畑の次元の話。
そういった認可を出している団体は収穫までの過程を監視しているだけで、その後の醸造には関与していません。
つまり、醸造の段階で化学薬品や工業酵母(培養酵母)を使っても、ビオやビオディナミで作られた葡萄を使えばビオやビオディナミと表示できるわけです。
それって、ほとんどチョンボだと思いませんか?
そういったワインも自然派だなんて、冗談じゃない!
実際のところ、正当な自然派の造り手にはそういった認証を受けていない人が沢山います。
勿論、ビオやビオディナミの認証を受けている方もいますが、わざわざお金をかけて認証を受けたとしてもそれで味が変わり美味しいワインになるわけではないし…、関係ないでしょう!
むしろ、自然食品のお店等で認証マーク入りのラベルを見ると
「きっと、美味しくないよ。」
と、私達は逆に疑ってしまいます。
本物の(勿論、美味しい!)ワインには、そんなものは一切必要ないのです。

以前、ディディエ バラル(Domaine Leon Barral)に
「ビオなの?」
と尋ねたら、ケラケラ笑われて
「違う違う。うちは昔からの農法、古法さ。ビオって、人が後から勝手につけた呼び名だろう!」
だって。
そりゃ、そうですね。
害のある農薬等がなかった時代には、ビオなどという言葉は必要なかったわけで、その伝統を継承している人達がそんな言葉に従わなければならない理由など、どこにもありませんから。

要するに、正当な自然派ワインには化学薬品(正確にはCO2を除いて)や培養酵母を使わないこと以外に明確な規定はない、というより必要ないのです。
つまり、本当に旨けりゃそれでいい!わけ。
posted by ケイコ&マイカ at 22:27 | Comment(0) | TrackBack(2) | 自然派で乾杯!

2007年01月29日

自然派の化け物が出た!

昨年一時帰国している間に、ワインを飲める美味しい焼き鳥屋が五反田にあると聞きつけ、お友達の有名なソムリエの方と一緒に、早速行ってきました。
噂通り、ぎたろう軍鶏の焼きものは美味しくて、ワインリストもかなり充実していて、正解、正解のお店だったのですが…。

1本目、自然派の筆頭マーク アンジェリのワインは美味しくてすぐにそれが空いたので、2本目をという時に、私が欲を出しドジをしたのです。
素直にドメンヌ レオン バラルの赤を頼めばよいところを、ディディエ(現当主)のワインはよく知っているからと
「バラル以外で、ラングドックの自然派の赤、ありますか?」
尋ねたところ、お店のご主人がワインセーラーからわざわざ1本探し出してきてくれたのです。
ドメンヌの名も何も知らないボトルだったので、そのまま試してみることになりました。
ここでちょっと前置き。
実は(悪い?)癖なのですが、食べながらワインを飲む時は、あまりワインを味合わずにガブッと飲む傾向が私にはありるのです(日本酒だとそうでもないのですけど…)。
それで、
「それじゃ、頂きます!」
とついでもらったワインをグッと飲もうとした瞬間、
「ゲホッ!」
お店のご主人にも一緒だったソムリエ氏にも申し訳ないことをしたのですが、本当に一瞬吐き出しそうになったのです。
「何これ?自然派…じゃないよね。」
「培養酵母を使って、造ろうとして造ったワインですね。」
というのが、ソムリエ氏の一言でした。
お店のご主人にも尋ねましたが、さすがに使用酵母のことまではご存じないとのこと。
いやぁ、参りました!
確かに、スーパーワイン好みの方ならば、味あり、ボディーあり、コクありで、お気に召すかもしれませんが、でも、自然派の人達と付き合いだしてから、そういうワインって、私、飲めなくなっちゃったんですよ、本当に!(2人でボトル半分もいかないなぁ。)
posted by ケイコ&マイカ at 22:26 | Comment(2) | TrackBack(2) | 自然派で乾杯!

2007年01月28日

減農薬は妊娠間近!?

フランス語で「PRESQUE ENCEINTE(プレスク アンサントゥ)」という言葉を聞くことがあります。
意味は「殆ど妊娠している」ということで、まぁ「妊娠間近」とでも訳せばいいのかな。
要するに夫婦(と言うか一組の男女)に
「子供はまだなの?」
と尋ねた時などに
「今、頑張っているよ。」
と答えるのに使ったりすのですが…。

つい最近、ある自然派の方と話している時に
「あそこのドメンヌはリュットゥ レゾネ(減農薬農法)なんだって。」
と言ったら、その方いわく、
「それって、プレスク アンサントゥと同じじゃないか。」

全くごもっともです。
要するに、「妊娠間近」と言ったって決して妊娠している訳ではないし、いくら減農薬と歌ってみたところで、結局は農薬を使っていることに変わりがないのだから、本質からすればどちらも「意味がない」わけです。

よく、「うちは減農薬を心がけていますので」とニコニコしながら言う人がいるけど、本心は「収入がなくなったら困るから農薬は使いますよ」であって、決して消費者の安全を第一に考えているわけではありません。
もし、本当に安全や品質(形じゃなくて味ですよ)を第一に考えるのなら、きっぱり農薬使用を止めればいい。

みなさん、減農薬ものは農薬入りだということをお忘れなく!
少なくとも、そんなものに特に高いお金を払う意味なんて、どこにもないですよ。
posted by ケイコ&マイカ at 11:21 | Comment(0) | TrackBack(2) | 自然派で乾杯!

2007年01月26日

自然はワインを醸さず

私達が本格的に自然派ワインに触れだしたのは、今から2年程前のことで、以後、70名以上の造り手を撮影しています。
そしてその殆どが、美味しい自然派ワインの造り手であったことは、本当に幸運なことだと思います(Velierのお蔭です)。
何故なら、
1)自然派のワインは美味しくないものの方が多い。
2)美味しい自然派に触れ続けることで、短い期間に知らずと工業ワインから脱皮することができた。

何時も思うのですが、自然派のワインは何故あんなに不味いものが多いのでしょうか。
本当に重大かつ深刻、そして残念な問題です。
それでは、何故不味いワインが多いのか?
それは単純に、下手な造り手が多いからです。
ワインが売れない、つまり美味しいワインを造れない人達が、他との違いをだすため(それとも、自分の責任を他に転嫁するため?)に、自然派に移行した例が少なくないのです。
そんな造り手が造ったワインなんて、美味しいと思いますか?
どんなに素材が良くても腕がなかったら、やっぱりダメ!

ワインは造り手次第です。
だから「ワインはそれを造る人の鏡」。
そして、私達が2年に渡り自然派を追いかけることで得た
「自然はワインを醸さず、それを造ってきたのは常に人」
という確信と共に、私達の信念となっています。

ワイン醸造自体、本来は自然に反するこなのですから、まずは馬鹿の一つ覚えのように最初から「テロワール、テロワール」と、それだけがワインの本質のように叫ぶのを止めること。
そして素敵な自然派ワインに出逢った時に、素直に
「うわっ!美味しいね。この造り手、なかなかやるじゃん。自然とうまく共存してる!」
とか褒め言葉をかけるだけで、後は彼ら造り手にお任せする。
これがワインを一番美味しく飲める方法だと思います。
posted by ケイコ&マイカ at 03:13 | Comment(4) | TrackBack(2) | 自然派で乾杯!