2007年05月09日

ニコラ サルコジとヨット

大統領選後、姿を隠したニコラ サルコジに関して、フランスの報道機関が一斉に「マルタ島でヨットに乗り込み出航した」と伝えた。
さてそのヨットなのだが…

下記のサイトでも紹介されているフランス船籍のPALOMA号とのこと。
一週間約3000万円で貸し出される超豪華ヨットである。

この報道の後、「国費で賄うのか」という社会党の批判に対し…


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2007年05月07日

フランスがフランスでなくなる日

セゴレン ロワイヤルが負けてしまった。
フランス人はやはり保守的で、勇気のない人達であることが裏付けられた結果だ。
あれだけふぬけなフランス人男性なのに、結局大統領の座を女性に委任することができなかったのだから。
セゴレン ロワイヤルはそんなフランス人と、博識で知識人だが賢者ではないリオネル ジョスパンの犠牲になったようだ。
フランスがフランスであるためには彼女しかいなかったのに、残念である。
フランスが日本の二の舞を演じ、フランスでなくなるのは確実。
5年後のフランスがどうなっているか、考えるだけでも気が重い。
posted by ケイコ&マイカ at 06:57 | Comment(6) | TrackBack(1) | 風貌語録

2007年05月06日

5月6日フランス大統領選

あと5時間40分後に、フランスの新しい大統領が発表されます。
私にはセゴレン ロワイヤルの顔だけが大統領として浮かんでくるのですが、それが現実のこととなりますように!
posted by ケイコ&マイカ at 21:16 | Comment(3) | TrackBack(1) | 風貌語録

2007年02月07日

二つの米国生まれ

昨日、スーパーボールを生中継で観ました。
フランスに来てから殆ど観れる機会がなかった(テレビ放映がなかった)ので、本当に久しぶりのアメリカン フットボールの試合でした。
ところで何故また、4時間に及ぶ実況中継をフランスでやるんでしょうねぇ。
話しを聞くところによるとNFL(ナショナル フットボール リーグ)がNFL2なるものをヨーロッパに作ったらしく、どうもその興業のためみたい。
もしかして、NFL2は将来米国選手の天下り先なのかも…。
まぁ、それでもいいや。
昔から大好きなアメリカン フットボールが観られるのなら。

ここで告知を一つ。
私は大の反米人間です。
ただそんな私でも、二つだけ米国生まれで好きなものがあります。
その一つがアメリカン フットボール。
すごく(複雑!だけど)単純かつ洗練された格闘球技で、ラグビーよりずっとずっと素敵!!
だって、ラグビーってさ、(愛好者には申し訳ないけど)私には「百姓一揆」に見えるんですよね、特にアメリカン フットボールの後に観ると…。

そして、もう一つ私が好きな米国生まれのものはと言うと、それはもちろんMac(マッキントッシュ)!
コンピューターを使いだしてから、ずっとMac愛用です。
Windowsなんて糞くらい!
Macの方が上だい!
私達もここヴィルフランシュで、フェラー岬にあるビル ゲイツのお屋敷(別荘)を見下ろせる高台に住んでいるんだから!
それになんと言っても、リンゴは命の樹なのです。
posted by ケイコ&マイカ at 01:38 | Comment(2) | TrackBack(1) | 風貌語録

2007年02月03日

2月2日は…

元々2月2日CHANDELEUR(シャンドゥルール)は、出産40日後、初めてマリアがキリストを連れて寺院へお参りし、処女性を清めたお祝いの日と、ろうそく祭りが一緒になった行事のようですが、現在フランスではクレープの日。
フランスでは、この日に片手に硬貨を持ってクレープを焼くとその年は良い年になる、と言われています。
まぁ2月だから、節分みたいなものなんでしょうね、きっと。

ところでクレープって、サレの方が美味しいですよね。
「サレ」って、塩分のきいたとかしょっぱいという意味で、つまりクレープの中身が甘ったるいものではなく、ハムやソーセージ、卵、チーズ等が入っているものです。
以前はよくクレープ・サレと言っていたけど、今はガレットの方が通りがよいかもしれません。
いずれにせよ、中身がおやつようではなく食材が詰まっていて少しは食べた気のするものですが、それでも絶対的な量が少ないクレープ自体、外で食べるのには高くつく代物です。
おまけにクレープ屋で、クレープに付きものの本当に美味しいシードルをおいているところは希だし…。

そう、そのシードルですが、絶対にEric Dordelet(エリック ボルドゥレ)がお薦めです。
それもPOIRE(梨)が最高!
posted by ケイコ&マイカ at 11:35 | Comment(0) | TrackBack(2) | 風貌語録

2007年01月30日

ネクタイって…

みなさん、ネクタイの起源をご存知ですか。
世界のことば100語辞典ヨーロッパ編(三省堂)という本の中の「ネクタイ(三谷恵子)」を読んでいて、真似事正装作法撲滅主義の私は、笑い転げてしまいました。
ウォルト ディズニーにより映画化された童話がもともと自国のものだと思い、ネクタイをすることが紳士への資格審査だと思っているアメリカ人に、聞かせてやりたいお話です。
以下、一部抜粋しておきますね。
前略
-----「なんだ、あれは?」「あれはcravateというらしい」-----その当時の発音は[kravat]か[krabat]か、はたまた[kroat]だったのか。あるいは、そもそもこんな会話が発端だったのかどうか。何にしても、はじめそれは 'クロワチア人' をさす言葉だった。彼らが特に注目されたのは、首に巻き付け胸まで垂らした布のためだった。冬は防寒着、夏は汗拭きようの実用一途(おそらくはたいして上等でもない)布がどうしてフランス貴族のお気に召したのかはさておき、ルイ14世の宮廷で、ほどなくこの '首巻き布スタイル' はa la Croate 'クロアチア風' というファッションになった。ラルース百科事典で見るとたしかに、ルイ14世時代以後の男性はたいてい首に布を巻いている。cravate----今もフランス語に使われている、「ネクタイ」を意味する語の誕生である。
中略
'名もなき' 民族クロアチア人も、ルイ王朝の貴族達の気まぐれで、おもいがけず歴史に名を残すことになったわけである。
後略

それで、このフランス語のcravate(女性形名詞)がヨーロッパ諸言語に広まり、19世後半ドイツ語からの借用語として、
…自らを'フルヴァート'Hrvatと称するクロアチア人の名称は、紳士の首を締める女に姿を変え、クロアチア語の語彙項目の中に組み込まれた…
そうなのです。

ここで思い出すのがブルゴーニュの友達。
彼は、結婚式の日に義理の親の階段を上がったところにある家の入り口の前で写した写真を見ながら、
「この写真を見る度に、あの日、絞首刑台に上らせられたんだな、と思うよ。」
と、言っていたのですが、それがあまりにも現実味が漂っていて、可笑しくて…。

何故、むきになってネクタイをするのでしょうね?
したってかまわないけれど、しなければならない理由など、元々どこにもないのに…。
posted by ケイコ&マイカ at 22:08 | Comment(2) | TrackBack(2) | 風貌語録

2007年01月28日

何が「美しい国、日本」なの?

現総理大臣の演説を、みなさんはどう思われますか。
元々美しい響きの日本語に不要な英単語を織り交ぜて、その不協和音で「美しい国、日本」はないと思うのです。
前総理はやたらめったら難しい言葉(天孫族系?)を好まれていたけど、今度の方は英語…。
これでは教育の見直しと言っても、良くなる訳がありません。
英語なんか止めにして、まずカタカムナを学べば良いのに…。
「美しい国、日本」は、それこそ英語圏の国の属国ではないのですから。

その点、公用文での英語の使用を禁止できるフランス人の気立ての高さには、ほとほと敬服します。

ところで私には、ある方の話しをテレビで聞いていて、その話し方に本当に感激させられた経験が一度あります。
それは確か、アメリカで数学を教えていらっしゃる日本人教授の方が喋られていた時のことで、その方は時折言葉につまり考えながらも、最後まで日本語以外の言葉を一切使わずに話しきられたのです。
それはそれは、感動ものでした。
それ以来、私もできるだけ日本語を話そうと決めたのです。

外国にいるから日本の良さが目につくとか、或は失いつつあるものへの憧れからではありません。
もっと何か魂の次元で響くもの、細胞の次元で忘れずに覚えていたものへの共鳴で、元々美しい言葉である日本語を話すことに、私は拘りたいのです。
いくら「言葉は生きている」と言っても、「美しい言葉」は自ずと存在するのですから。
posted by ケイコ&マイカ at 10:25 | Comment(0) | TrackBack(3) | 風貌語録

2007年01月22日

確かに暖冬だけど、それだけ?

今年は暖冬だと皆さんが言われていますね。
ここコート ダジュールも、確かに例年より温かです。
でも、本当にこのまま暖かくなっていくのかな?

以前、一年程前だったでしょうか、テレビ(ARTEだったと思うのですが、定かではありません)で、「地球の温暖化現象は氷河期の前兆」という説の解説番組を観ました。
地球が温暖化することで海水の温度が変化し、現在の海流の流れが滞ることで極地から一気に氷河化していく、という内容でしたが、この説にピーン!とくるものを感じました。
もともと、シベリアで凍結したマンモスが見つかる理由の根拠となる氷河説にいささか疑問を抱いていたので、この海流説に尚更何か感じるものがあったのは、事実かもしれません。
でも、ゾッとしますよね、氷河期なんて。
温暖化より始末が悪いでしょう。
私達はスペインのセヴィリアで、摂氏45〜50度の世界を何年も体験していて、暑さの中では生きられること(実際に生きられたし)を知っているけど、寒さの中ではちょっとねぇ…。

まぁ、いずれにせよ地球の温暖化が進めばという話ですから、「クールビズ」とか言いながらお金儲けを考えるような甘い気持ちではなく、もっとちゃんとした対策をとっていかないと、きっと手遅れになるんじゃない?

前回言ったように、
「地球は我々の助けなど必要としていない」
と心底思いますので…。
posted by ケイコ&マイカ at 11:49 | Comment(2) | TrackBack(2) | 風貌語録

2007年01月19日

地球は我々の助けなど必要としない

ちょうど一年程前のことです。
私達の仕事先の一つであるジェノバにある自然派ワインを取り扱っている会社で、実質的な経営者である二人の兄弟と話しをしている時のことでした。
この兄弟お兄さんは機知に富んだ雄弁家、聞く人を常に魅了する方で、弟さんは全くの堅実派で、皆の信頼を集めています。

いつもの通りお兄さんが凄い勢いで喋りまくっている時に、
「私達も地球を救わなくっちゃと思って色々やっているだけど」と言った私に、弟さんが静かに一言言ったのです。
「地球は我々の助けなど必要としないよ」と。
脳裏に「ガーン!」と突き刺さるようなこの言葉、とても説得力があり、私の考え方が変わりました。

地球を救おうなんて、人間の思い上がりさ。
こんな小っぽけな我々に本当にそんなことができると思うの?
大体、そんなことをしなくたって、もし我々が馬鹿なことをし続ければ、ある日地球は嫌気がさして、「いい加減にしろ!」とみんな振り払うだろう。
自然治癒のために、振り出しに戻そうとして。
地球にはそれぐらいの生命力がある。
それに比べたら人類なんて微々たる存在、その歴史なんて一瞬のできごとでしかないのだから。
放置された葡萄畑がすぐに大自然に取って代わられるのを見ていると、本当にそう思う。
そして、それが自然で、しかたのないことなんだ、と。

「ただ自分の子供達がこれからそんな時代に向かって行かなければならならないのかと思うと、本当に心が痛む…。」

私達にできるのは、「地球を救う」ことではなく、自らを、そして子孫を救うために「今までに犯してきた罪の償い」でしかないのかもしれません。
地球は美しく優しくとも、自然が厳しいものであるように、そんなに甘いものではないのかもしれません。
posted by ケイコ&マイカ at 03:15 | Comment(2) | TrackBack(2) | 風貌語録

2007年01月17日

機材はデジタル、人はアナログ

写真機材をデジタルに移行して、早一年が経ちました。

以前は、素粒子の写真がいいとか、結構、表現方法に凝っていたのですが、モンラッシェの本を出した頃から、そういう「こだわり」がなくなっていたので、デジタルへの移行には抵抗感がありませんでした。
むしろ、アナログの技術的な鬱陶しさから解放される喜びで一杯でした。
何故かというと、私の撮るという行為は相手との関わりそのもので、小手先の技術などどうでもよく、(大事な時が)写っていればいいや!と思うようになっていたからです。
「人を撮る」といった意気がった感覚もなくなり、「いやぁ、今日も(被写体にということではないのですが)撮らせてもらっちゃった!」と思えるようになった時から、写っていればそれでよくなったのです。
だからデジタルは重宝しているのですが、でも見方を変えればそれって物凄くアナログ的な発想、つまり私はアナログ人間ってことです。
その証拠に、私はミック ジャガーには逢いたいけれど、マイケル ジャクソンなんかには逢いたくないもの(これはまたの機会のお話!)。
posted by ケイコ&マイカ at 09:06 | Comment(0) | TrackBack(2) | 風貌語録

2007年01月14日

SINE SOLE NIHIL

フランス語で好きな表現が一つあります。
「Que c'est beau! (ク セ ボー!)」
「ああ、奇麗!(なんて奇麗なの!)」
と、何ら変哲のない意味なのだけど、とても好きなのです。
そして、今日、以前出逢った言葉を再び見つけて、思わず言ってしまいました。
「ク セ ボー!!」と。

数年前に行った南仏のドメンヌの壁に刻んであった「Sine sole nihil(シネ ソレ ニイル)」というプロヴァンス語。
仏語で「Rien sans soleil(リヤン サン ソレイユ」、つまり「太陽無しでは何も存在しない」という意味なのですが、燦々と降り注ぐ南仏の太陽の下でこのプロヴァンス後の音を聞くと、「ああ、生きているんだ!」と、本当に心に響く音です。

私は、方言とかその土地土地の言葉が大好きです。
どこへ行ってもそうなのだけど、その土地に一番似合った音で、調子で、本当に奇麗だと思う。
地元の人達が話す言葉が聞こえてくると、嬉しくなっちゃって、
「今話しているの、ここの言葉?」
と尋ねちゃいます。そして(何を話しているのかなんて全く分からないのだけど)
「奇麗だね!」
と言うと、みんな喜ぶ。

昔、ニースで仏語を学んだ後パリへ引っ越した時に、「何処のPied noir(ピエ ノワール、足黒、北アフリカ生まれのフランス人のこと)だ?」と馬鹿にされたのを思い出します。
でも今となっては、ニースで勉強してよかったと思います。
だって、パリジャンには話せない言葉ができるんだもん!

都会の人は、よく地方から来た人の言葉を馬鹿にしているようですけど、でも本当は、羨ましいんですよね。
母なる言葉を持っている人達が!
posted by ケイコ&マイカ at 12:44 | Comment(3) | TrackBack(1) | 風貌語録

2007年01月04日

ENVAHIE(アンヴァイ)

今日もまた、クレージーホースの番組を観ました。ここのところ毎日、午前11時30分よりARTEで放送されています。
その中で今日、ソフィアが言った一言。
「技術があれば曲に乗って上手に踊ることはできるけど、それではダメ。曲にENVAHIE(アンヴァイ)されて踊らないと!そうなって初めて素晴らしくなる。」
今、頭の中で響き渡っています。

この「ENVAHIE」という言葉、仏語の動詞「ENVAHIR」の女性形過去分詞。
確認のため辞書を見ると、(動詞は)侵入(侵略)する、一杯に広がる、満たす、(感情などが)広がる、胸に忍び込む、となっていますから、過去分詞なら、侵入(侵略)された、広がった、満たされた、忍び込まれた、等々。

つまり平たく言えば、「飲まれて」ということです。

それで何が言いたいのかというと、今までは「(人や状況に)飲まれるな」という言葉が耳についてきたのですけど、ソフィアの一言で、「そうじゃない!」と閃いたということです。
つまり、飲まれないように自分を制御していたら、結局超えられないものがあるということ。
自ら制御できる範囲(例えば技術)を超えた(それとも超えられた?)その時に、何かとてつもないものが生まれるんだ!

そう思ったら、フッと笑みがこみ上げてきました。
「行っちゃえばいいんだ、行っちゃえば。そうやって身を任せられるような人達でなければ、どうせいい顔は撮れないから。」
posted by ケイコ&マイカ at 02:32 | Comment(2) | TrackBack(0) | 風貌語録

2007年01月01日

クレージーホース

突然ですが、皆さん、クレージーホースの名はご存知ですよね。
そう、パリにある有名なキャバレーです。
フランスでは、年末年始にしばしばこのクレージーホースのことがテレビ番組で紹介され、数日前年末にもやりましたし、年が明けた今日明日も他局で取り上げています。

暮れの放送は、自身が踊り子だった時代を含めて42年、先日までクレージーホースで若い踊り子達を仕切ってきたソフィアの引退を中心にとらえた内容でしたが、素敵でした。
あの歳(多分60歳じゃない?でも、とてもそんな風には見えない!)で、誰よりも若く活き活きと、新人に踊りを教えながら、「官能さは学べるもの」とそれを享受していく。
ソフィアが「いい顔」をしていて、感激しました。

私(マイカ)が初めてクレージーホースへ行ったのは、もう20年も前のことになります。
以来、パリに住んでいた頃は何回も行きましたが、南に越してきてからはここのところ既に10年近くご無沙汰。
でもテレビで観る限り、以前と変わっていません。

殆ど全裸の踊り子が光の空間で舞う姿は、言葉なしに奇麗です。
決してストリップショーなどではなく、美しい芸の場です。

ルヴュ(フランス語でショーのこと)が終わりクレージーホースを出た時に感じていた、熱く沸き上がったような心の感覚を、テレビを観ながら思い出しました。

そして、踊り子達が口を揃えて「最高の人生を謳歌している!」と言い切るのを聞き、衝撃が走りました。

そう、私もまだまだ謳歌したいのです!

パリに来られる機会がある時は、是非クレージーホースに行かれて下さい(入れ替えのない最終のルヴュがいいですよ)。
ムーラン ルージュやリド等、お店は数あれど、「あの価値」はクレージーホースにしかありませんから(それにラス ヴェガスやシンガポールよりも、やはりパリのお店が一番です)。

http://www.lecrazyhorseparis.com/

最後に、今回初めて知ったのですが、クレージーホースの踊り子になるための「へそ下22cmの基準」って、分かりますか?
posted by ケイコ&マイカ at 22:17 | Comment(1) | TrackBack(0) | 風貌語録